マッドデイモンとマッドネスな僕

マッドデイモン、知らない方はあまりいないでしょう。
最近はボーンシリーズの最新作が出て、テレビで名前を聞くことも多い彼。
そんな彼について語っていきましょう。

 

 

 

まず、僕がマッドデイモンを知ったのは2001年公開の「オーシャンズ11
この映画は僕の好きな映画トップ5に入る素晴らしい映画である。
一言で言うと爽快、二言以上喋ると野暮になるので是非見て欲しい。
俗に言う「特殊技能を持った11人が泥棒するぜ!」という手垢つきまくりのストーリーなのだが、超豪華キャスト共演!の割にごちゃごちゃせずにまとまっている、というところが売り。
この作品の中でマッドデイモン扮するライナスは「親のコネで入った小間使い的な若手」の役を演じている。

 

僕はこの映画が好きすぎるのだ。
どれくらい好きかというとDVDを買って部屋でBGM代わりに流すくらい好き。
ただひとつこの生活には問題がある。

マッドデイモン=ライナスのイメージが僕の中で強固になってしまった、これが問題。

一つ屋根の下が好きすぎて未だに福山雅治のことを「ちい兄ちゃん」と呼ぶ僕の母親、安達祐実を見ると家なき子の「同情するなら金をくれ!」が頭に浮かんでしまう全国の皆さんと同じように、マッドデイモン=ライナス、もっと言えば「マッドデイモン=ライナス=一人で物事を遂行できない愛され系見た目童貞の若手」にしか見えないのである。

 

もちろん実際のマッドデイモンがハーバード中退の頭のいい人であることも知っているし、僕の生まれた1988年から俳優として活動を始めたことも知っている。
非常に優秀な方。
断じてうすのろではない。
共演者と浮名を流すナイスガイだとウィキペディアに書いてあるのを見る限りオーシャンズ11の当時ですら童貞ではないだろう。
しかも今は若手ではなくて46歳(1970年10月8日)の中堅からベテランに差し掛かっている俳優さんなのだ。
悲しいことに全部僕の思い込みなのだ。

 

でも・・・抜けない。
ジョージクルーニー扮するオーシャンや、ブラッドピッド扮するダニーに叱られてムッとしているライナスのイメージが抜けないのだ。


今ではマッドデイモンと言えば、第1作『ボーン・アイデンティティー』(2002年)、第2作『ボーン・スプレマシー』(2004年)、第3作『ボーン・アルティメイタム』(2007年)、第4作『ボーン・レガシー』 (2012年)、第5作『ジェイソン・ボーン』 (2016年)のボーンシリーズがもはやライフワークといってもいいほどの代表作なのだが僕は見ることができていない。
何年か前に金曜ロードショーでチラっと見たのだが、マッドデイモンが機敏に動いているのを見て、チャンネルを変えてしまった。


マッドデイモン=優秀なスパイがイメージできないのではない。

もっと手前。

マッドデイモン=主役が受け付けない。

 

なんで緑レンジャーのお前が主役張ってんの!?
あぁん!?
偉くなったなぁ!おい!
お前主役で興行成績とか大丈夫なのかよ!?
いけるのか!?


と、実際主役を何年も張れるレベルの役者に対して思ってしまうのだ。

やばい。

さすがにどうにかしないといけないのだが、この熱は引くこともなく年々悪化している。


2014年のインターステラー、2015年のオデッセイとなぜか2年連続で「宇宙で取り残される役柄」を演じていた彼だが、長年彼を知っている親戚のような気持ちで応援してしまう。
本筋そっちのけなのである。

 

頑張れライナス!
ひとりは寂しいよな!ライナス!
こんなにおっさんになっちゃって・・・生き残れライ・・・マッドデイモン!
そしてこれからも頑張れ!マッドデイモン!
ボーンシリーズもグッド・ウィル・ハンティングもそのうちみるからね!
これからも健康に気をつけてがんばれよ!マッドデイモン!

 

終わりです。
みんなもこんなことあるよね?
だーまでした。

 

 

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