最近見て推せる!と思ったコンテンツについて(ボヘミアンラプソディー・デスパレートな妻たち・ミステリと言う勿れ)
最近は暇が高じて、コンテンツをむさぼるような日々を送っている。
運気が高まっているのか、とても当たり率が高く、その中でも良質だったものを紹介する。
ボヘミアンラプソディー
前の会社の先輩がFacebook上でプッシュしていたのが、うっすら気になっていたので見た。
そしたらもうね・・・。
すごい以外の言葉が出てこないくらいすごすぎた!
頭からお尻まで面白すぎて、事前に購入したホットドックを食べるタイミングがなかったくらいだ。
まず、この映画は絶対にIMAXで見てほしい。
音響が良くない映画館で見るのと、良い映画館で見るのでは多分満足度が違う。
雲泥の差。
Queenを雲にするか、泥にするかはそこで決まる。
今回僕は東宝シネマズ新宿で、IMAXで見るために追加で300円支払ったのだが、その300円で映画が視聴から体験に変わるのだから安いものだった。
IMAXで見たことによるメリットを一例をあげると、Queenの代表曲である「We will rock you」が最後に流れるんだが、「ドンドンパッ」っていう足踏み+手拍子の前奏、あれが本当に会場にいるみたいにリアルでした。
音の圧が体にビシビシ当たってくるから、会場の熱気みたいなのが感じられてたまらん・・・!
ライブに行く人ならわかると思うんですが、全身で音を受け止めている感じが実際の現場ではあるじゃないですか。
あれ。
あれが映画館で味わえるんです。
かがくのちからってすげー! 状態。
最後20分はQueenのライブで締めるんですが、不覚にも涙が止まらずでした。
脳汁が出てる~と思ったら、涙ボロボロ出てくるの。
マジで。
観客の熱狂、フレディーの歌、Queenというバンドのすばらしさ、すべてが伝わってくる最高の20分でした。
さて、IMAXのことばかり書いてもなんなので、映画のあらすじを少し書くと・・・。
1970年から1985年の伝説の“ライブ・エイド”まで、フレディ・マーキュリー、そしてQueenの15年間を描いています。
この映画では、どのようにしてQueenがのし上がっていったか、進化していったか、そして落ちぶれて、最後に復活して伝説になったかを丁寧に描写しています。
僕は1988年生まれで、Queenをリアルタイムで視聴していたわけではなく、CMやハッチポッチステーションのグッチ祐三のパロディーで知った世代です。
だからこそ、時系列順にQueenを見るというのがとても新鮮でした。
断片だったQueenが一本の線で結ばれたというか、Queenの身近さに気付いたというか。
今回の映画を見て改めて認識したのが、伝説のバンドQueenの特徴である変幻自在さです。
「ボヘミアンラプソディー」や「We will rock you」みたいな突き抜けた曲ができたのはどうしてなのかを知ることができました。
安易な成功を捨ててチャレンジしたして、あのバラエティー豊かな楽曲を作ったのだと知ることができてよかったです。
実際、「キラークイーン」の後に「ボヘミアンラプソディー」が来たらビビりますよね。
フレディーどしたん?
Queenオワタwww と思うに違いない。
まぁ実際、当時の反響はそんな感じだったようですけどね。
さらに、良かった点をもう一つあげるとしたら、Queenの負の部分についてもしっかりと描かれていたところですね。
フレディー自身の掘り下げをきちんとやっているので、人間味があるフレディーに共感しまくりでした。
落ちぶれていく様はとても見ていて悲しく、僕はその場面から泣いていました。
フレディーの陽の部分しか知らなかったので少し驚きましたが、見たらきっとQueenとフレディーが好きになること間違いなしです。
↑こんなん人生悩み無いようにしか見えないじゃん・・・。
とにかく最高の映画だったので、ぜひ見てくださいまし。
デスパレートな妻たち
アマゾンプライムから1個選ぶならコレ。
1シーズン24話で1回45分という海外ドラマではありえない長さではあるが、名作中の名作。
字幕版しかないので、若干手を出しにくいとは思うが1話見てほしい。(というか、吹き替えは萬田久子の棒読みがひどすぎて聞いてられないので、字幕の方がいい。)
コメディーが好きな人は、ハマること間違いなし!
8年前くらいに見て、再度見直しているが、やっぱり面白いことには変わりない。
ちなみに僕のオススメの海外ドラマは「ダーマ&グレッグ」「スピンシティ」「リジー&Lizzie」「ボーイミーツワールド」と見事に本筋がないこち亀系日常系コメディー方面によるのだが、デスパレートは一応本筋であるサスペンス要素がある(シーズン1は)
ただ、サスペンス要素がどうでもいいほど会話が面白い。
「けいおん!」みたいな感じでゆるゆる見られる。
このドラマの特徴として、とにかくキャラが立っていることがあげられる。
メインの4人は人気投票したら、キレイに4等分されるのではないか?と思うくらい魅力的。
女性には特にオススメ。
ミステリと言う勿れ
最近TSUTAYAで漫画を借りていて、普段見ない分野の漫画にもチャレンジしている。
その中でよかったのがコレ。
今4巻まで出てるらしい。
『BASARA』『7SEEDS』の田村由美といえばわかる人にはわかるかな?
独特な雰囲気なので説明がすこぶる難しいが、主人公がひたすらに理屈をこねまわしているうちに事件が解決している新感覚ミステリーという感じ。
1つ目の事件が殺人の疑いをかけられ、取り調べを受けるうちに、犯人に気づいて一歩も取調室から出ることなく解決するパターンなので、俗にいう「安楽椅子探偵もの」かな?と思ったら2話目以降はそんなことはない。
「ミステリと言う勿れ」というタイトルの通り、主人公が「いじめ問題」や「女性社員虐げられてる問題」について意見を述べているところが主題だと思うので、そこが合わない人には合わないイメージ。
ちなみに、彼女は「読んでいて疲れる」という感想を述べた。
主人公はひょうひょうとした正論マン。
相棒の右京さんを畜生成分をそのままに、正義感を割り引いてひょうひょうとさせた感じだろうか(違うかな?)
個人的には犯人が自白した後に、徹底的に正論をM-1の漫才かってくらい畳みかけて激高させるシーンがお気に入りなので、その路線を貫いてほしい。
今後も面白いかどうかはわからないが、現時点ではオススメ。