ブックオフっていつ潰れてもおかしくないよなぁと思う

ブックオフがどれくらいヤバイ


経常利益でいうと・・・

12年3月期 18億6700万円

13年3月期 10億5800万円

14年3月期 9億5100万円

15年3月期 1億5100万円

16年3月期 -5億2800万円

 

やっべぇぞ!

 

ブックオフを取り巻く外的環境が変わった。


個人の売り買いが可能になった。

amazon,メルカリ,ヤフオクなど、ブックオフを介さない方法が数多く普及した。

これはまずい。

個人が売り買いをできることよりも相場が変わってしまったことがまずいと思う。

ブックオフは極端に言うと10円で買い取って100円で売る事業でのし上がってきた。

それが45円で売買が成立して10円の手数料を運営に支払うだけでよくなったらそらそうなるわな。

 

ネット民に叩かれすぎ

ちょっと調べれば買取価格が安すぎるという悪評がうじゃうじゃ出てくる。

ブックオフ店員の友人曰くこれは本社ある程度買取価格の指定があって機械的に決めているので本社に言ってくれとのこと。

これが何を意味するかというとブランドイメージが致命的に悪化して手を広げられないということ。

最近スマートフォンとか家電の買取をしてはいるものの、完全に不振。

買い叩かれて無駄足になるんじゃないの?って思われたら負け。

ブックオフのCMを思い出して欲しい。

「本を売るならブックオフ♪」

そう。

売ってもらわなきゃサイクルが始まらないのである。

致命的。

 

電子書籍の台頭

最近スマホで漫画が読めたり、Kindleが普及したりとなかなかリアルの書籍自体が伸び悩み。

本の流通自体が滞るとサイクルが回せない。

 

Kindle Paperwhite Wi-Fi、ブラック

Kindle Paperwhite Wi-Fi、ブラック

 

 

 

ブックオフのいいところ

立ち読みできる

店内に常に人はいる。

ジャンプコーナーなんて常に人が溢れている。

陳列もちゃんとしていて探しやすい。

ただ、こいつらが金を落とさない・・・だろうね。

 

 

状態がいい

ちゃんと研磨してクリーニングをかけるので、ある程度綺麗になっている。

これは個人でやり取りをするamazon,メルカリ,ヤフオクと違って安心。

ゴミを売りつけられる可能性は格段に低くなる。

これはもっと押してもいいところだと思うけどなぁ。

 

 

ブックオフと新興サービス(amazon,メルカリ)の間をいくサービスが現れてしまった

これが問題なのである。

amazon,メルカリ,ヤフオクに出店する層とブックオフに引き取ってもらう層は競合するようでしていなかったと思う。

 

amazon,メルカリ,ヤフオクの特徴おさらい
  • 高く売れる、安く買える
  • 面倒
  • へんなものをつかまされるリスク有

 

ブックオフの特徴おさらい
  • 安く売れる、高く買える
  • 簡単(発送とかしなくていいし)
  • 状態がある程度保障されている。

 

中間をいくサービスたち
  • 実店舗を持っていなくて、amazonで売るスタイルなのでブックオフより高く買い取って高く売れる。
  • 買取は業者に郵送、購入はアマゾンなので手軽さはブックオフに引けを取らない。
  • 一度業者を挟むのである程度の品質保証。

 

業者が買い取ってネットで売るというスタイルはなかなか新しい。

いいとこどりだわな。

 

中間をいくサービスの例 株式会社ブックスドリーム 

大学教科書・専門書・医学書の買取サイト「専門書アカデミー」

 

赤本とか参考書とかを買い取ってくれるサイトなのだが、その特徴を見て欲しい。

 

  • 新しい・人気のある赤本なら書き込みがあっても買取が可能
  • 予備校テキストは書き込みがあればあるほど買取額がUP
  • 一点一点査定額を教えてもらえる
  • 個別の査定結果を希望しなければ買取額UP
  • 宅配買取が利用可能(段ボールは無料提供)
  • 集荷サービスが利用可能
  • 買取点数が20点以上なら送料無料
  • スピード査定サービスが利用可能

 

・・・融通効きすぎ!? 

 

調べていて本当にびっくりした。

時代に合ってるわ。

 

特に書き込みをむしろしている方がいいっていうのは面白すぎた。

PCの専門書とかも買い取ってくれる。買取事例が充実してるので、ぜひチェックすべし。

他にもいろいろあったのだが、この会社だけがずば抜けて面白かったので、今回はこの会社だけ紹介して終わりにする。

 

 

 

最後に

リアル店舗と従業員を持っている分、ブックオフはちょっと巻き返しが厳しそうだなぁと思いますね。

またなんか面白いことがあったら書きます。

ではまた、だーまでした。